研究課題/領域番号 |
25670854
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
瀬尾 憲司 新潟大学, 医歯学系, 教授 (40242440)
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研究分担者 |
前田 健康 新潟大学, 医歯学系, 教授 (40183941)
依田 浩子 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (60293213)
藤原 直士 新潟大学, 医歯学系, 教授 (70181419)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | BONE / BDNF / OSTEOBLAST / OSTEOCLAST / REMODELING / NERVE INJURY / TRIGEMINAL NERVE / MANDIBLE / 三叉神経 / 神経損傷 / 破骨細胞 / リモデリング / TrkB / 下歯槽神経 / 下顎管 / 骨吸収 / 前骨芽細胞 / NGF / 細胞増殖 / 遺伝子発現 / 細胞遊走性試験 |
研究成果の概要 |
脳由来神経栄養因子(BDNF)は損傷した神経の治癒を促進する効果を有するが、その一方で周囲の骨硬化をもたらす可能性があることが知られている。私たちは今までに末梢神経損傷が局所にBDNFの産生をもたらすことを報告してきた。そこで本研究では、局所のBDNFが骨形成に対しての影響を検討した。その結果、BDNFは前骨芽細胞株において、細胞増殖をさせずOsteocalcinとOsteopontinのmRNAの発現させた。この分化促進はtrkBを介していた。新生骨では破骨細胞、骨細胞や骨芽細胞が関与したリモデリングが進行していた。したがって下歯槽神経損傷は下顎骨内での骨硬化をもたらすことが認められた。
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