研究課題/領域番号 |
25670888
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 独立行政法人国立長寿医療研究センター |
研究代表者 |
松下 健二 独立行政法人国立長寿医療研究センター, 口腔疾患研究部, 部長 (90253898)
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研究分担者 |
萩原 真 国立長寿医療研究センター, 口腔疾患研究部, 流動研究員 (30546099)
多田 浩之 東北大学, 大学院歯学研究科, 講師 (70431632)
磯田 竜太朗 独立行政法人国立長寿医療研究センター, その他部局等, その他 (40456942)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 酸化修飾 / 活性酸素 / Rab5 / ファゴサイトーシス / 歯周病 / 歯周病原細菌 / マクロファージ / 自然免疫 / s-ニトロシル化 / 細菌感染 / 低分子量Gタンパク質 / 肺炎 / 感染制御 / 一酸化窒素 |
研究成果の概要 |
本研究では、ヒト細胞内の酸化修飾タンパク質の網羅的解析を行うとともに、歯周病病態形成における酸化的修飾タンパク質の役割を検討した。マクロファージ様細胞株RAW264を用い、同細胞においてs-ニトロシル化修飾を受けるタンパク質を網羅的に解析した。その結果、低分子量Gタンパク質の一種であるRab5が一酸化窒素(NO)によりニトロシル化され、細菌のファゴサイトーシスを亢進することが明らかになった。この様なタンパク質の酸化的修飾は、歯周病原細菌に対する生体の防御機構の一つとして重要である可能性が示唆された。
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