研究課題/領域番号 |
25670899
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 神奈川歯科大学 |
研究代表者 |
石川 恵里子 神奈川歯科大学, 歯学研究科(研究院), 助教 (10104340)
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研究分担者 |
小野塚 實 (小野塚 実) 神奈川歯科大学, 歯学部, 名誉教授 (90084780)
鈴木 幸江 湘南短期大学, 歯科衛生学科, 教授 (10123209)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 認知症 / 神経科学 / 口腔ケア / ブラッシング / かな拾いテスト / MMSE / fMRI / 簡易型光トポグラフィ / 認知機能 / 脳の老化 |
研究成果の概要 |
主要なオーラルケアの一つである「ブラッシング」による前頭前野の賦活と再生及び認知機能の向上を解明することを目的として、高齢者を対象に、認知機能検査(MMSE、KHT)及び非侵襲的脳機能計測技術(fMRI、光トポグラフィ)を用いて検討した。 その結果、ブラッシングにより認知機能の向上および前頭前野の賦活化の増強が見られた。これは、歯ブラシを高齢者に積極的に行わせると脳への五感情報入力が増加し、覚醒度の増強による認知機能の向上が惹起されることを示しており、寝たきりの高齢者を含め高齢者に歯磨きや舌苔除去等の口腔ケアを推奨することは認知症予防や認知能力の減退を防ぐ上で極めて重要であると示唆している。
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