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平均顔を用いた顔貌変化を指標とする看護アセスメントの有用性評価と神経疾患への応用

研究課題

研究課題/領域番号 25670929
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 基礎看護学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

伊藤 景一  東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (00191883)

研究分担者 山内 典子  東京女子医科大学, 大学病院, その他 (10517436)
原 三紀子  東京女子医科大学, 看護学部, 講師 (90291864)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2013年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード三次元平均顔 / 脳血管障害 / コンピュータグラフィックス / 顔アセスメント
研究概要

顔貌の変化の観察を通して、回復期に移行する患者の意識障害の改善の程度を客観的に評価できれば、顔貌の変化は新しい神経科学看護アセスメントの指標の1つとして利用可能である。これまでの研究で、脳血管障害患者の2種類の顔画像データベース(遷延性意識障害患者3名の4週間の顔印象変化と回復期リハビリテーション患者19名の8週間の顔印象変化)を脳卒中患者の三次元平均顔として合成している。本年度の研究では障害の回復過程に応じた顔印象の変化を用いた神経科学看護アセスメント指標の評価手法を考案することである。今回までに蓄積した、脳血管障害による遷延性意識障害患者の顔画像データベースと回復期リハビリテーション患者の顔画像データベースを用いて評価方法を考案した。評価項目は、顔全体の印象、眼と眉の変化、および口の変化の3領域から行う。すなわち、①顔全体の変化(顔の輪郭等)、②眉間の皺の深さの変化、③上瞼の変化、④上唇挙筋の変化、および⑤下顎骨と口角挙筋の運動機能改善に伴う変化を中心とする顔印象の変化を、それぞれ3段階に分けて質的に記述し、ルーブリックを作成した。次に、ベースライン時点から最終観察時点までの各段階別に4枚の顔画像を用意する。これらの画像をランダムに配置して、医師、看護師、理学療法士、および作業療法士が顔印象の変化を評価する。評価の方法は、最初に各評価者が4段階の顔画像に対して、ルーブリックの評価項目をスコアリングする。次に、4段階の顔画像を回復段階別に順序を付ける。研究実施者は、4段階の顔画像の並び替えの順序における評価者の正答率を求める。次に、正答した群と誤答した群別に、ルーブリックの評価スコアの内容を比較検討する。これらのデータを基にしてルーブリックの項目の記載内容を調べて精緻化する作業を行い、より客観的な顔印象評価法を開発する。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書

URL: 

公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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