研究課題/領域番号 |
25671000
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 放送大学 |
研究代表者 |
井出 訓 放送大学, 教養学部, 教授 (10305922)
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研究分担者 |
戸ヶ里 泰典 放送大学, 教養学部, 教授 (20509525)
内ヶ島 伸也 北海道医療大学, 看護福祉学部, 講師 (80364264)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 介護離職 / ポジティブ感情 / 自己成長感 / ストレス関連成長 / 首尾一貫性感覚 / 把握可能感 / 対処可能感 / 介護家族 / 自己効力感 / 介護負担感 / 介護肯定感 / 介護負担 / 介護休暇 / 介護休業 |
研究成果の概要 |
認知症高齢者を介護する家族が介護に対するポジティブな感情を抱く経験が、仕事と介護とを両立させていく上での重要な要因となっている可能性が伺えた。特に、介護者が介護を始める以前から現在に至るまで変わらずに一貫してその人らしくあり続けられているという実感と、さらに、介護に関する様々なストレスがあっても、それを乗り越えているという克服体験としての実感が得られているということが、離職をはじめとする様々な介護上の課題に対し、ポジティブに向かう重要な要因であることが示された。これらの視点がどのようなサポートとして具体的に企業や地域において実現可能であるのかを明らかにしていくことが今後の課題である。
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