研究課題
若手研究(A)
我々ヒトはおよそ3秒に1回瞬きをする。眼球湿潤に必要な数の5倍にも上ることから、何のために頻回に自発的に瞬きをしているのかは不明である。本研究では、自発性瞬目の機能的役割とその神経機構の解明を目的に研究を行った。映像観察時に自発的に発生した瞬きに伴う脳活動の変化を調べたところ、デフォルト・モード・ネットワークに加えて海馬や前頭眼窩野などの領域が活動を一過性に上昇させる一方、背側と腹側の注意のネットワークの活動が一過性に減少することを発見した。さらに、ニコチン性アセチルコリン受容体の遺伝子多型により瞬目率に違いがあること、また、右の角回が瞬目率に影響を与えていることを明らかにした。
すべて 2017 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 2件、 査読あり 10件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 6件)
Cortex
巻: 88 ページ: 186-191
10.1016/j.cortex.2016.12.022
Journal of Neurophysiology
巻: 117 号: 1 ページ: 376-387
10.1152/jn.00451.2016
PeerJ
巻: e1873 ページ: 1873-1873
10.7717/peerj.1873
Scientific Reports
巻: 6 号: 1 ページ: 39718-39718
10.1038/srep39718
European Journal of Neuroscience
巻: 42 号: 1 ページ: 1651-1659
10.1111/ejn.12935
巻: 5 号: 1 ページ: 8658-8658
10.1038/srep08658
Scientific Reports 5
巻: 8799 号: 1
10.1038/srep08799
Neuroscience Research
巻: Mar. ページ: 54-58
10.1016/j.neures.2015.02.010
Proceedings of the Royal Society B Biological Sciences
巻: 281 号: 1793 ページ: 20141468-20141468
10.1098/rspb.2014.1468
Brain and Nerve
巻: 66 ページ: 7-14
40019947716
Proceedings of National Academy of Sciences
巻: 110 ページ: 702-706
生理心理学と精神生理学
巻: 31 ページ: 19-26
130004876233