研究課題/領域番号 |
25702011
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 立正大学 (2014-2016) 京都大学 (2013) |
研究代表者 |
下岡 順直 立正大学, 地球環境科学部, 助教 (10418783)
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研究協力者 |
野口 淳 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 客員研究員 (70308063)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
26,780千円 (直接経費: 20,600千円、間接経費: 6,180千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2013年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
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キーワード | 年代測定 / ホモ・サピエンス / 南回りルート / 旧石器遺跡 / ルミネッセンス年代測定 / 南アジア / 地質編年 / パキスタン / 中国 / 年代プロファイル / ルミネッセンス測定装置 / 小型エックス線管球 |
研究成果の概要 |
小型X線発生装置を装着したルミネッセンス自動測定装置(NRL-99-OSTL2-KU)を設計製作した。 パキスタン北部ソアン地域では、レス堆積物に15~80 kaの光ルミネッセンス(OSL)年代を求めることができた。パキスタン南部ヴィーサル・ヴァレーでは、砂丘堆積物で2~9 kaのOSL年代を求めた。この地域では、石器は地表面に露出しており、堆積物の年代と石器の年代とは乖離していることが明らかになった。中国泥河湾地域の二道梁遺跡では、石器包含層の上下層に対して19 kaと24 kaが得られた。このOSL年代は、既報の放射性炭素年代と矛盾しない。
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