研究課題
若手研究(A)
気候変動や森林管理が流域の水量・水質調節機能に与える影響を解明することを目的に、山地源流域の集水構造を考察した。基岩に浸透した地下水が流域スケールの拡大とともにどのように貯留され、流出するかが各流域の集水構造として重要であった。特に花崗岩山地では、基岩地下水が表出する経路として、基岩の割れ目を通じて多量に湧出する基岩湧水に加え、露出した基岩面からじわじわとしみ出す基岩浸出水が量的に重要であることが示された。
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