研究課題/領域番号 |
25702037
|
研究種目 |
若手研究(A)
|
配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
身体教育学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山口 拓 筑波大学, 体育系, 助教 (20643117)
|
連携研究者 |
鈴木 聡 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (70633816)
近藤 智靖 日本体育大学, 体育学部, 准教授 (60029725)
内田 雄三 白鴎大学, 教育学部, 准教授 (40615803)
|
研究協力者 |
岡出 美則 日本体育大学, スポーツ文化学部, 教授 (60169125)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 普及ロジックの解明 / 産業開発途上国の体育事情 / 教育支援の土着化 / 体育の独自的発展形成 / 開発人類学的考察 / 体育科教育の変遷・史実 / 土着文化と教育制度の関係性 / 文化に基づく教育制度 / 教育支援における介入効果 / 教育開発の独自性 / 教育史学的考察 / スポーツの独自的発展形成 / 普遍的初等教育の達成 / 体育科教育 / 開発人類学 / スポーツ人類学 / 政策科学 / 地域研究 / 独自的スポーツの発展 / 体育科教育の変遷 / 独自的なスポーツ発展形成 / 開発途上国の体育事情 |
研究成果の概要 |
カンボジア王国の小学校体育の普及政策の実行可能性を調査し、課題群の構造化分析を行った結果、「実務者にとって曖昧模糊な旧制度に依存した運営」が足枷になっていることが判明した。その後の研究で以下の4点を明らかにした。 1.旧宗主国の介入によって、体操教育の普及施策が形成され、現行の学校体育制度に引き継がれていた。2.カンボジアのスポーツ黄金期と称される時代に体育制度が構築されたものの、他教科と分断された。3.共産圏でスポーツ科学者育成に傾倒したことで体育科教育人材の空洞化が進んだ。4,過去の体育育普及では外的影響を受けて内部者が内発的に開発していた。以上の研究成果をカンボジア教育省と共有した。
|