研究課題/領域番号 |
25704019
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 国際医療福祉大学 (2014-2017) 早稲田大学 (2013) |
研究代表者 |
磯野 真穂 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 講師 (50549376)
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研究協力者 |
上田 みどり 公益財団法人日本心臓血圧研究振興会, 榊原記念クリニック, 副院長
福田 秀彦 医療法人社団和漢会, 福田医院, 院長
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心房細動 / 語り / 患者中心医療 / 抗血栓剤 / 病院循環器科 / リスク評価 / 不確定性 / 脳梗塞 / 不確実性 / リスク / 循環器疾患 / 抗血栓療法 / 科学技術 / 疫学統計 / 医療人類学 / 漢方医学 / 医師―患者関係 / 循環器外来 / 医師-患者関係 / 高齢化 |
研究成果の概要 |
本研究は主に循環器疾患の治療現場において、エビデンスに基づく未来予測が患者にどのように伝達され、また患者はどのようにそれを受け取るのかを、診察の参与観察、医師と患者へのインタビュー調査により明らかにしようと試みた。エビデンスに基づく未来予測は重篤な病気を予防するうえで重要な実践ではあるが、将来のリスクをゼロにできるわけではない。その結果、治療をしてもなお残るリスクから生じる不安は、患者自身が自らよりやりくりしたり、見ないようにしたりする他はなく、これはリスク管理に基づく医学の道徳的無関心と呼べるものである。一方エビデンスに基づく医学は、臨床医からも培った臨床の技を奪ってしまう側面が観察された。
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