研究課題
若手研究(A)
地球型惑星は複数回の巨大衝突により質量を獲得すると考えられている。本研究では、高温高圧下でのみ生成されるシリカを巨大衝突のトレーサーと考え、若い系外惑星から放射されるシリカフィーチャ(波長10μm)の形状と時間変化を観測することで巨大衝突の姿を探る。観測には視野合成機能により高い精度で10μm帯スペクトルを観測できる中間赤外線装置MIMIZUKUを用いる。本研究ではMIMIZUKUのセンサ部、光学系メカ部、視野合成部を開発するとともに、それらを真空冷却光学系内に組み込んでの統合試験を実施して装置を完成させた。また、MIMIZUKUをすばる望遠鏡に搭載しての分光監視観測の詳細な準備を行った。
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