研究課題
若手研究(A)
これまでアルデヒドを活性化できるのはアミン有機触媒のみであったが、本研究ではBocNH2に代表されるカルバメートやアミドが新たな有機分子触媒として利用できることが見出された。アミン有機触媒とは異なり、強ブレンステッド酸を不活性化させることなく共存させられることから、求電子剤の強い活性化を必要とする反応への応用も期待できる。また、強ブレンステッド酸として光学活性なBINOL由来のリン触媒をマンニッヒ型反応に利用した際には、比較的良好なエナンチオ選択性でマンニッヒ型の生成物が得られており、不斉触媒反応への展開の可能性も示された。
すべて 2018 2017 2016 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 13件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件)
Chemical Communications
巻: 54 号: 28 ページ: 3496-3499
10.1039/c8cc01443d
Angewandte Chemie International Edition
巻: 56 号: 51 ページ: 16293-16296
10.1002/anie.201710084
The Journal of Organic Chemistry
巻: 82 号: 23 ページ: 12928-12932
10.1021/acs.joc.7b02562
巻: 56 号: 32 ページ: 9487-9491
10.1002/anie.201705546
巻: 53 号: 58 ページ: 8203-8206
10.1039/c7cc04674j
Organic & Biomolecular Chemistry
巻: 15 号: 21 ページ: 4527-4530
10.1039/c7ob01126a
Org. Lett.
巻: 18 号: 2 ページ: 276-279
10.1021/acs.orglett.5b03446
Tetrahedron
巻: 72 号: 26 ページ: 3687-3700
10.1016/j.tet.2016.03.076
Advanced Synthesis and Catalysis
巻: 358 号: 18 ページ: 2996-2999
10.1002/adsc.201600425
巻: 54 号: 29 ページ: 8462-8465
10.1002/anie.201500225
Angew. Chem. Int. Ed.
巻: 54 号: 29 ページ: 8471-8474
10.1002/anie.201502215
巻: 51 号: 92 ページ: 16472-16474
10.1039/c5cc07290e
Journal of the American Chemical Society
巻: 135 号: 48 ページ: 18036-18039
10.1021/ja4099627