研究課題
若手研究(A)
真核生物の細胞抽出液中における未成熟tRNAの末端プロセシングおよび分解速度を調査した後、その結果に基づいて、標的分子に応答して成熟化する未成熟tRNAプローブを設計し、新規分子応答性遺伝子発現システム『シュードリボスイッチ』の開発につなげた。本システムは、任意分子に対して合理的に構築可能であるだけでなく、その機構上の利点から、既存の人工システムよりも高いスイッチング効率を発揮できる。また、分子応答性を核酸に拡張し、高感度・高選択性の核酸検出バイオセンサーを開発した。さらに、非天然アミノ酸導入用tRNAプローブ骨格の合理的最適化や、発現ON時の翻訳を促進させるmRNA非翻訳領域の同定を行った。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件、 謝辞記載あり 6件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 2件、 招待講演 3件) 備考 (3件)
Bioorg. Med. Chem. Lett.
巻: 26 号: 15 ページ: 3658-3661
10.1016/j.bmcl.2016.05.091
Org. Biomol. Chem.
巻: 14 号: 9 ページ: 2671-2678
10.1039/c5ob02533h
巻: 13 号: 24 ページ: 6681-6685
10.1039/c5ob00794a
巻: 13 号: 4 ページ: 1008-1012
10.1039/c4ob02221a
Methods Enzymol.
巻: 550 ページ: 109-128
10.1016/bs.mie.2014.10.033
巻: 24 号: 16 ページ: 3724-3727
10.1016/j.bmcl.2014.07.004
http://www.pros.ehime-u.ac.jp/ogawa/