研究課題
若手研究(A)
循環型社会構築のために化石資源などの枯渇性資源ではなく、再生可能な資源を化成品原料として利用する研究が求められている。本研究では、硫酸などの強酸を使用せず、非可食性バイオマス資源であるセルロースを直接イソソルビド(高機能化成品原料)に変換する担持金属触媒および反応システムの開発を行った。担持金属触媒としてルテニウム/カーボンブラック、イオン交換樹脂としてAmberlyst 70を用いることでセルロースの水素化分解反応・ソルビトールの脱水反応が水溶媒中にて進行し、ワンポットでセルロースからイソソルビド(収率55.8%)への変換が可能であることを明らかにした。
すべて 2016 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 2件、 招待講演 4件)
Catal. Commun.
巻: 67 ページ: 59-63
10.1016/j.catcom.2015.04.009
巻: 68 ページ: 6-10
10.1016/j.catcom.2015.04.021
Journal of the Japan Petroleum Institute
巻: 57 号: 4 ページ: 155-163
10.1627/jpi.57.155
130004685018