研究課題
若手研究(A)
本研究では建物の機能継続の性能を確保するために、耐震性の低い既存杭基礎を対象として、耐震診断法とモニタリング手法、および効果的な補強手法を提案するための基盤となる実験データを収集し、次の成果を得た。1)地盤-建物連成系の一体解析と構造実験により、地震時における杭頭接合部の耐震性能と損傷過程を明らかにした、2)杭の原位置水平載荷実験により杭周地盤抵抗に対する地盤改良の影響を評価した、3)既存杭基礎建物に適用する杭頭絶縁基礎の有効性を模型振動実験により示した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (13件)
日本建築学会構造系論文集
巻: 82 号: 735 ページ: 653-662
10.3130/aijs.82.653
130005682883