研究課題
若手研究(A)
本研究課題では、空間的にねじれた磁気構造を微小領域において精密に制御することで、スピンデバイスの高性能化に資するねじれ磁気構造材料の創製を行うことを主目的とし、異種磁性金属の積層化、微小磁性体におけるねじれ磁気構造および磁化ダイナミクスの解明と制御、変調スピン流による磁化反転、さらにスピン起電力の発生を目指して研究を遂行した。その結果、垂直磁化配置を用いた高効率な磁化反転技術の確立、ねじれ磁気構造におけるスピントルクの機構解明、さらにスピン波ダイナミクスに起因するスピン起電力の観測に成功した。以上より、ねじれ磁気構造材料を利用することでスピンデバイスの高性能化に繋がることが示された。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (19件) (うち国際学会 5件、 招待講演 7件) 備考 (1件)
Journal of Physics D: Applied Physics
巻: 49 号: 7 ページ: 075002-075002
10.1088/0022-3727/49/7/075002
まぐね
巻: 10 ページ: 314-319
Journal of Applied Physics
巻: 117 号: 1
10.1063/1.4905302
応用物理
巻: 84 ページ: 61-65
130007718564
Applied Physics Letters
巻: 103 号: 12 ページ: 122403-122403
10.1063/1.4821208
http://magmatelab.imr.tohoku.ac.jp