研究課題
若手研究(A)
放射光施設で発生する高エネルギーX線用の高速応答検出器の必要が高まっている。そこで本研究では、高速応答性を有するプラスチックシンチレータに対して、重元素酸化物のナノ粒子を添加することにより、プラスチックシンチレータそのものの高速応答性を損なうことなく、高エネルギーX線の検出感度を飛躍的に向上することに成功した。特に、超臨界水熱合成により作製した酸化物ナノ粒子と、プラスチックとのハイブリッド化を可能としたことにより、多様なX線エネルギーに特化したテーラーメイドシンチレータの開発が可能となった。
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Japanese Journal of Applied Physics
巻: 54 号: 10 ページ: 102202-102202
10.7567/jjap.54.102202
210000145740
Sensors and Materials
巻: 27 ページ: 255-261
Applied Physics Letters
巻: 104