研究課題
若手研究(A)
比較ゲノム解析によって、系統特異的に最近に重複した遺伝子は、二次代謝産物に関係する傾向が高いという結果を得ている。しかし、一方で、比較的最近に重複した二次代謝産物の生成に関係する遺伝子は、冗長した機能を保つことも明らかになっている。このように、重複遺伝子が持つ多様性と冗長性が、各代謝産物に関係する遺伝子を同定するための大きな壁になっている。そこで、トランスクリプトームを取り入れたゲノム関連解析によって、各代謝産物に関係する遺伝子を網羅的に同定する方法を構築した。その結果、重複遺伝子も、二次代謝産物の多様性に大きく影響するが、ncRNA遺伝子も大きく影響していることを明らかにした。
すべて 2014
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 4件)
Proc Natl Acad Sci USA
巻: 111 号: 52 ページ: 18781-18786
10.1073/pnas.1407147112
Plant Signaling & Behavior
巻: 9