研究課題
若手研究(A)
動物の体を構成する多種多様を作り出す過程の初期過程を,脊索動物ホヤを材料に解析した.中内胚葉細胞では,細胞核の移動によりNot遺伝子のmRNAが細胞の一方に偏り,一方の娘細胞に受け継がれることで互いに異なる運命の娘細胞が作られることを,先行研究で明らかにした.核移動方向の決定が重要であるので,これを制御する機構を解析し,PI3Kという細胞膜に局在する酵素が核の移動先に局在することが重要であること,PI3Kの局在は受精直後の作られた後,自身の活性により維持されることを明らかにした.
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
Developmental Cell
巻: 35 号: 3 ページ: 333-343
10.1016/j.devcel.2015.10.012
Nucleic Acids Research
巻: 44 号: D1 ページ: 808-818
10.1093/nar/gkv966
120007129589
Zoological Science
巻: 31 号: 9 ページ: 565-572
10.2108/zs140060
40020183260
Development, Growth & Differentiation
巻: 56 号: 2 ページ: 189-198
10.1111/dgd.12118