研究課題
若手研究(A)
マメ科植物は根粒菌と共生することより根に根粒を形成し,その内部に共生した根粒菌が固定した空中窒素を利用し生育することができる。本研究では、根粒の窒素固定活性の制御機構の一端を明らかにするため、窒素固定ができないマメ科植物変異体の表現型を規定する因子として根粒菌の5型タンパク質分泌装置に着目し、その機能解析を行った。本研究では、根粒菌の5型タンパク質分泌装置の構造特性や分泌活性および分泌領域を明らかにするとともに、5型タンパク質分泌装置の欠損株および過剰発現株を用いて根粒の窒素固定への影響を明らかにした。さらに窒素固定ができないマメ科植物変異体の原因遺伝子との機能的な関連についても明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件)
Genome Announcements
巻: 4 号: 5
10.1128/genomea.01016-16