研究課題
若手研究(A)
本研究の目的は、食品成分を非破壊的に三次元分析するフードスキャナの原理を構築することであった。既存の食品用非破壊分析法としてはX線~赤外線までのさまざまな波長の電磁波を用いる方法や電磁気を用いる方法、またX線コンピュータ断層撮影法や核磁気共鳴画像法などが知られていた。本研究ではこれらに替わる完全非破壊分析法として近赤外コンピュータ断層撮影法の原理の確立をめざし、実際に小麦乾麺などについて実際に分析を実施し、提案した分析法が有効であることを確認した。
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