研究課題
若手研究(A)
結晶性ナノセルロースの反応性向上のためのアルカリ活性化について詳細に検討した。その結果、数%程度の水酸化ナトリウム水溶液による前処理によって、ナノセルロース表面の水酸基が活性化され、未処理時には全く反応が進行しなかった表面化学改質が可能となった。セルロース分子が配向したネマチックオーダーセルロース膜の表面グラフト重合によってスチレンオリゴマーの導入に成功した。微生物が産生するファイバーの堆積挙動を可視化したところ、未修飾の場合とは優位にことなる結果が得られた。ナノ物質との相互作用を制御するテンプレートとしての応用展開に期待が持たれた。
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Nordic Pulp & Paper Research Journal
巻: 29(1) 号: 1 ページ: 69-76
10.3183/npprj-2014-29-01-p069-076
http://biomat.agr.kyushu-u.ac.jp/
http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K003860/