研究課題
若手研究(A)
造血幹細胞は骨髄微小環境の中で未分化性を維持されている。しかし、我々は未だに造血幹細胞の制御を完全には可能にしていない。我々は、骨髄内におけるアミノ酸濃度の不均一性を見出し、各アミノ酸と造血幹細胞の機能について解析を進めた。その結果、バリン欠損の培養条件下では造血幹細胞は速やかに未分化性を消失し、バリン欠損飼料を長期間マウスに与えることで生体内の造血幹細胞の減少が認められた。さらに、バリン欠損飼料をレシピエントマウスに与える事で放射線照射を行わず造血幹細胞移植が成立するという興味深い結果が得られ、米国科学雑誌Scienceに論文を受理された(Taya et al., 2016)。
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すべて 雑誌論文 (20件) (うち国際共著 6件、 査読あり 20件、 オープンアクセス 13件、 謝辞記載あり 8件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)
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