研究課題
若手研究(A)
5-ヒドロキシメチル化シトシン(5hmC)は5-メチル化シトシン(5mC)から合成され、脱メチル化反応における中間代謝産物として近年注目されている。5mCと5hmCを区別することのできる酸化バイサルファイト法を用いて、代表的なインプリンティング異常疾患であるKagami-Ogata症候群(KOS)における5mCおよび5hmCの分布を解析した。血液中には5hmCは含有量が少なく、KOSにおいて5hmCが果たす役割は不明であったが、一方で脳組織には5hmCが多く含まれていることが確認された。インプリンティング異常疾患の多くは神経症状を伴うことから、神経組織の解析が重要であることが示唆された。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 2件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
国立医療学会誌
巻: 70 ページ: 106-109
Clin Epigenetics
巻: 28;7(1) 号: 1 ページ: 90-90
10.1186/s13148-015-0124-y
Genome Biology
巻: 16 号: 1 ページ: 112-112
10.1186/s13059-015-0672-7
巻: 69 ページ: 383-383
Science
巻: 345 号: 6198
10.1126/science.1255903
Global Pediatric Health
巻: 1
10.1177/2333794x14550525