研究課題
若手研究(A)
RI標識抗体フラグメント投与時に観察される腎臓への非特異的集積を低減させるRI標識薬剤の開発を行った。RIの標識部としてPET用核種であるガリウム-68と安定な錯体を形成するNOTAを選択した。本キレート剤は治療用に用いられる銅-64/67に対しても安定な錯体を形成する。NOTAと抗体フラグメントとの間に腎刷子縁膜酵素の基質配列を導入した薬剤を用いて作製したRI標識抗体フラグメントは腫瘍への集積を損なうこと無く、腎放射活性を低減することに成功した。
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Bioconjugate Chem.
巻: 25 号: 11 ページ: 2038-2045
10.1021/bc5004058