研究課題
若手研究(B)
本研究では、クライエントが発した情報についてのセラピストによる記憶が、セラピストの経験の有無や年数によって異なるかどうかを調べた。結果から、経験豊かなセラピストは記憶の得点が最も高く、また記憶した内容が初心者や非セラピストと異なることが示された。また、本研究は、セッション中のクライエントとセラピストの間の効果的な関わりの特徴を明らかにすることも目的とした。結果から、熟達したセラピストは、初心者と異なり、クライエントのその時の様子に応じて、言葉がけや行動を変えることが示された。セラピストの関わりの特徴や熟達化プロセスについて、結果に基づき考察した。
すべて 2016 2015 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 1件)
こころの未来
巻: 14 ページ: 58-58
PSYCHOLOGIA
巻: 56 号: 2 ページ: 154-165
10.2117/psysoc.2013.154
130003362615