研究課題/領域番号 |
25730103
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 独立行政法人放射線医学総合研究所 |
研究代表者 |
加藤 陽子 独立行政法人放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, 研究員 (50584520)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 観察学習 / マーモセット / 発声行動 / 情動 / 情動発声 |
研究実績の概要 |
観察学習は他個体の行動を参照し、自らの行動反応を変化させることをいう。本研究では、他個体の行動を観察する場面において、情動反応の有無が観察個体の行動変化に影響を与えるかをマーモセットを用いて検討した。これにより観察学習において情動情報が利用されているかを明らかにする。本年度は、昨年度の実験により観察場面として設定した、新奇なエサに対する反応の行動および、発声の解析を引き続き行った。またマーモセットのコールタイプと正・負の情動の対応を検討し、負の情動発声についてtsik, tsikeg callの発声文脈の違いを同定した。発声タイプと情動の対応付けを行ったことで、これらの発声を指標としてマーモセットの行動を評価することが可能になった。この結果を踏まえ、今後は観察学習場面における発声行動の違いと行動反応の学習結果の違いに対応がみられるかを検討する。
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