研究課題/領域番号 |
25730166
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
徳永 留美 立命館大学, 立命館グローバル・イノベーション研究機構, 研究員 (80573914)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 影の知覚 / 空間の明るさ感 / 照明の認識 / 輝度勾配 / 明度知覚 / 明るさ知覚 / 多次元尺度構成法 / 照明認識 |
研究成果の概要 |
私たちの生活の場面において、屋内、屋外を問わず影や陰影が存在している。私たちは時に影をみることで、その空間が強く、または弱く照明されていると推測する。本研究では、影の濃淡に着目し、影の濃淡が空間の明るさ感に影響を及ぼすのかについて検討した。実験では、4種類の異なる濃淡の影と3種類の異なる照度から成る空間を刺激とし、影の濃淡による空間の明るさ感を測定し、多次元尺度法によって分析した。結果から、空間の明るさ感は、物理的な明るさだけではなく、影の濃さによって変化する事が示された。このことは、私たちが普段の生活で意識していない影が、空間の明るさ知覚において視覚情報として役立っていることを示唆している。
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