研究課題/領域番号 |
25740019
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
横田 裕一郎 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター, 研究副主幹 (30391288)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | バイスタンダー効果 / ガンマ線 / 炭素イオンビーム / 一酸化窒素 / 炭素イオン / 遺伝子発現 / 重イオンビーム / 線量依存性 / 線質依存性 / 重イオン / carboxy-PTIO / ザルツマン法 |
研究成果の概要 |
照射細胞から非照射細胞へ放射線の効果が伝わるバイスタンダー効果の誘導機序を解明するため、ガンマ線や炭素イオンを照射したヒト培養細胞と非照射細胞を共培養した。その結果、非照射細胞のコロニー形成能は、照射細胞との共培養時間が延びるほど(時間依存)、照射細胞が受ける線量が高いほど(線量依存)低下するが、ガンマ線と炭素イオンの間では違いが無かった(線質非依存)。また、一酸化窒素の消去剤を加えるとバイスタンダー効果も消失し、一酸化窒素が酸化されて生じる亜硝酸イオンの培養液中濃度はバイスタンダー効果と相関関係を示したことから、一酸化窒素の産生量はバイスタンダー効果の決定因子の一つと考えられた。
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