研究課題/領域番号 |
25740036
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 明治大学 (2015) 岐阜大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
加藤 雅彦 明治大学, 農学部, 講師 (00578312)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 重金属汚染 / 土壌汚染修復 / 同時不溶化 / 非破壊分析 / 拡散防止 / 不溶態定量 / 移動性 / 粘土 / 砂 / 土壌水分条件 / 有機物 |
研究成果の概要 |
不溶化資材による鉛と半金属(Sb)の同時不溶化技術を土壌中において確立するため,土壌中での不溶態の形成機構および不溶態形成に適した土壌条件を解明することを試みた.土壌中の間隙量が多く,水分飽和度が高いほど,資材による鉛不溶態形成量が高まった.また鉛移動性が高い土壌においても不溶態形成によって鉛の系外への移動が抑制されることが示された.以上のことから,土壌中の重金属類は,移動する過程で資材と反応し不溶態が形成されることが実証された.不溶態形成量は,土壌の間隙量が多く,飽和度が高いほど多くなる.そのため,実汚染土壌において雨水等の浸透が生じた場合でも,重金属類の移動が抑制されると示唆される.
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