研究課題/領域番号 |
25740038
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
浅岡 聡 神戸大学, 内海域環境教育研究センター, 助教 (60548981)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 石炭灰 / 硫化物イオン / 硫化水素 / 閉鎖性水域 / 環境修復 / リサイクル / 富栄養化 / 環境材料 / 環境技術 / 海洋保全 / 廃棄物再資源化 / フライアッシュ / セメント / ポゾラン反応 / 底質改善 / 吸着材 / 比表面積 |
研究成果の概要 |
閉鎖性水域で発生する硫化物イオンは,しばしば漁業被害や悪臭,青潮をもたらしている。硫化物イオンを除去するため,石炭火力発電所から発生するフライアッシュにセメントを混合し反応させた, FAC吸着材を作成した。本研究ではフライアッシュとセメントの最適な混合比率を明らかにした。フライアッシュの混合比率が87および95wt.%で硫化物イオンの除去速度が最大に達した。一方,フライアッシュの混合比率が95wt.%以上では,現場に施用を想定した強度が保てないことがわかった。以上より,フライアッシュとセメントの最適な混合比率は,強度と硫化物イオンの除去速度の兼ね合いから,87:13であることがわかった。
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