研究課題
若手研究(B)
細胞培養実験により「食品成分A」が脂質低下作用・炎症抑制作用を発揮することを示したが、長時間培養により著しいアポトーシスを誘導したため、その成分の処理方法や添加濃度に課題を残した。動物実験では「食品成分A」がエネルギー代謝・糖代謝・脂質代謝に与える影響を評価した。まず、単回投与では、炭水化物・脂肪いずれの消費にも差はなく、投与後の脂質パラメータにも差はなかった。食餌添加では、短期・長期摂取いずれも炭水化物消費の亢進、血糖値の低下が認められ、糖代謝改善作用を有する可能性が示された。さらに、肝臓の脂質パラメータおよび筋肉・脂肪組織の炎症マーカーを低下させた。
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (21件) (うち招待講演 1件)
J. Nutr. Biochem.
巻: 26 号: 1 ページ: 57-63
10.1016/j.jnutbio.2014.09.004
130004687387
Journal of Agricultural and Food Chemistry
巻: 62 号: 13 ページ: 2881-2890
10.1021/jf405591g
大豆タンパク質研究
巻: 15 ページ: 68-71
Endocrinology
巻: 154 号: 11 ページ: 4305-4315
10.1210/en.2012-2206