研究課題
若手研究(B)
各種脂肪酸が肝発癌に与える影響を解析するために、トランス脂肪酸、オレイン酸、パルミチン酸高含有高脂肪食を用いてマウスを飼育し、脂質代謝の観点から検討を行った。高トランス脂肪酸食群は、他の脂肪酸食群に比べ肝臓内での脂肪量の増加がみられ、脂肪合成に関与する因子や、蓄積に関与する因子の増加がみられた。また、脂肪酸代謝と酸化ストレス産生に関与するミトコンドリアのβ酸化、ペルオキシゾームのβ酸化、小胞体のω酸化に関わる因子の測定を行ったところ、ω酸化に関わる因子において増加がみられ、これらの因子が肝発癌に関与していると考えられた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件)
J Gastroenterol
巻: 50 号: 2 ページ: 230-237
10.1007/s00535-014-0959-6
Journal of gastroenterology
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