研究課題/領域番号 |
25750108
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
脇谷 草一郎 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 研究員 (80416411)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 装飾古墳 / 結露 / 温湿度 / 換気 / 乾湿風化 / 温熱環境 / 石材劣化 / 熱水分移動 / 凝灰岩 / 保存 / 断熱性 / 植生 / 墳丘 / 被覆状況 / 劣化 |
研究成果の概要 |
本研究では装飾古墳の保存、すなわち装飾が描かれた石材表層の保存のために、石材の劣化要因である石材表面での結露の発生を抑制することを環境解として、墳丘封土の被覆状況が古墳内部での結露性状におよぼす影響について検討した。また、実際に整備が進められているガランドヤ1号墳では、既に墳丘封土が失われていることから、外界気象条件の変化に応じて石室内空気と外気の間で換気を実施するなどして、熱の取り込みや石室内部で発生した水蒸気の排出をおこない、石室内部での結露発生を抑制する環境の制御法について検討したものである。
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