研究課題/領域番号 |
25750123
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 独立行政法人水産大学校 (2014) 神戸大学 (2013) |
研究代表者 |
嶋田 陽一 独立行政法人水産大学校, その他部局等, 助教 (90455501)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 北極海航路 / 海氷密接度 / 北極海 / 航海シミュレーション / 船速低下 / 漂泊 / 船舶待機 / 耐氷 |
研究成果の概要 |
近年、北極海の海氷が減少化傾向であることから、北極海航路開通期間はさらに拡大されることが期待できる。そこで、海氷減少傾向の北極海の開通可能性を把握する基礎研究として、海氷・波浪の再解析データを用いて海氷減少傾向であった期間において北極海航路の航海シミュレーションを行った。海氷密接度が決められた値よりも大きい海域では航行できないとすると、概ね8月下旬から9月下旬にかけて北極海航路が開通することを示した(2007~2011年)。近年の北極海航路の海氷状態では、航海時間の短縮よりも北極海航路開通するための航路選択が重要であり、海氷状態による船舶沖待ちは北極海航路開通のために有効な方法である。
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