地震先行現象に基づく予測モデルの検証システムの構築

• 研究課題/領域番号: 25750149
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 自然災害科学・防災学
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 横井 佐代子 東京大学, 地震研究所, 特任研究員 (70434842)
• 研究協力者: 岡田 正実
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 地震先行現象 / 検証方法

研究成果の概要

地震と相関する現象を観測し発生を推測するモデル（先行モデル）による地震予測の精度を向上させるための基盤構築を行った。具体的には、先行モデルが事前予測を提出するプラットフォームを提供し、予測の成績を公正に検証するシステムを作った。これにより、これまで事後予測同然で公表されていた先行モデルへの疑い－地震が起きた後にモデルの作成者によって予測情報が改変されたのではないか－が払拭され、先行モデルの本当の予測能力を知ることができるようになった。先行モデルの作成者は、本システムを使って事前予測と評価を繰り返すことにより自身が作成した先行モデルの成績を把握し、改良につなげられる。