研究課題/領域番号 |
25750173
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
澤田 晋一 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50444104)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | エクストラセルラーベシクル / エクソソーム / 両親媒性高分子 / 疎水化多糖 / カチオン性分子 |
研究成果の概要 |
本研究では、近年、細胞間での情報伝達手段として注目され、薬物輸送担体への応用が期待されている細胞分泌小胞(エクストラセルラーベシクル、EVs)への機能化両親媒性高分子を用いた新規機能付与手法の開発を目的とした。EVsとの親和性を有する両親媒性高分子として疎水化多糖に着目し、EVsとの相互作用を検討したところ、その表面に疎水化多糖を物理的に吸着しえることが明らかとなった。また、カチオン性疎水化多糖を表面に複合化させた機能化EVsは非特異的な細胞親和性が顕著に向上することが確認された。本研究の結果、機能化両親媒性分子によってEVsの表面を機能化しえることを明らかとした。
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