研究課題
若手研究(B)
耳管機能検査について装置も発売されているが,治療と診断を兼ねた耳管通気法が一般的に行われている.しかし,耳管通気法では施行する医師にしか聴診されないため耳管通気音がデータとして残されないことや,診断が医師の聴覚的判定に任されており客観性に乏しいなどの短所がある.そこで我々は耳管通気音を客観的に評価するシステムの開発に着手した.耳管通気音を採取し,病態による音響的特徴を調べた.また,周波数解析結果を特徴ベクトルとして,自己組織化マップに入力する手法を提案した.その結果,周波数解析結果の0~5kHzを用いてスペクトルの最大値を正規化したときに正常音・狭窄音・水泡音を分類できることが確認された.
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Proc. of ICSPS2015
巻: 1 ページ: 91-97
http://erdb.yamanashi.ac.jp/rdb/A_DispInfo.Scholar?ID=BC8438194151434C
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