研究課題/領域番号 |
25750207
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
菊池 真 札幌医科大学, 医学部, 助教 (20404585)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 末梢神経 / ミトコンドリア / 初代培養細胞 / コバルト / 軸索 / 培養神経細胞 / 疑似虚血 / 塩化コバルト / 神経 / 細胞内輸送 / タイムラプスイメージング |
研究成果の概要 |
虚血による神経の損傷は、中枢や末梢に関わらず、リハビリテーションの対象となり、そのメカニズムを解明することは非常に重要である。我々は、細胞内の低酸素性誘導因子(HIF-1a)を誘発するとされるコバルト(Co)が、培養末梢神経細胞の軸索内ミトコンドリア(Mt)および軸索変性に与える影響を観察した。その結果、高濃度のCoは軸索内の輸送Mtの数および停留Mtの長さを減少させ、軸索変性の指標の1つである軸索腫脹の数を増加させた。また、電子顕微鏡による観察の結果、Mtの構造が破壊されていた。現在、本結果がCoにより誘発された低酸素性誘導因子の影響か、Coそのものの影響なのかを検討中である。
|