研究課題/領域番号 |
25750275
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 早稲田大学 (2014-2015) 玉川大学 (2013) |
研究代表者 |
野口 穂高 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (60434263)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 野外教育 / 教育史 / 地域性 / 林間学校 / 身体教育学 / 郷土教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、昭和初期に実施された野外教育の特質を検討した。その結果、大正期に健康増進を目的とする欧米型の野外教育を実践した地域では、その実践的枠組みが継承され、昭和初期にも同様の活動が中心となったことが明らかになった。一方で、大正期には、欧米の野外教育と、地域における類似の教育活動を結合させて受容と発展がなされた事例も一定程度あり、その場合、地域特有の目的が付与されたり、地域色の強い活動が実施されることもあった。このように、大正期において、地域特有の活動と欧米型の野外教育を結び付けて受容と発展がなされたことは、昭和初期において地域性を活かした野外教育を実践する基盤となったといえる。
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