研究課題
若手研究(B)
本研究では、フィリピンのボクサーを事例に、スポーツへの参与がどのように社会移動を引き起こすのかを検討した。申請者はフィリピンのスポーツを主に研究する者であるが、なかでもボクシングは貧困層の若者が多く参入する競技であり、競技を通じた社会移動が明瞭に見て取れるものである。かれらの出身農村の背景にまで立ち返って、スポーツ参与がどのようにボクサー個人およびその家族に社会移動のインパクトをもたらすかのかを検討した。結果としては、昨今のグローバリゼーションのなかで、ボクサーの何人かがフィリピン国内を超えて海外にまで移動する最先端の事例を把握することができた。
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子ども発達臨床研究
巻: 6 ページ: 25-29
図書新聞
巻: 11月29日号 ページ: 1-1
理論と動態
巻: 6 ページ: 1-12
40019829317
http://synodos.jp/international/5455