研究課題/領域番号 |
25750329
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター |
研究代表者 |
奥野 真由 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, その他部局等, 研究員 (00633215)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 防衛的悲観主義 / 認知的方略 / アスリート / 心理サポート / インタビュー調査 |
研究成果の概要 |
本研究は、競技場面における悲観性の肯定的な作用について検討した。質問紙調査の結果、防衛的悲観主義(Defensive Pessimism:以下DP)の認知的方略を用いている大学生アスリートの存在を確認し、彼らはDPに対して“効果的である”という認識や好感を持っていることが明らかとなった。この結果を踏まえ実施したインタビュー調査では、「失敗の想定」を行い、必要とされる事柄へ意識を向けることが重要であると捉えていることが確認された。また、競技は勝負事であるため、成功や勝利と同様に「失敗の存在」を当然のことと認識しており、「失敗から学ぶことの重要性」をより強く意識しているのではないかと推察された。
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