研究課題
若手研究(B)
2型糖尿病患者28名を対象とし、玄米群 (B群)および白米群 (W群)を設け、2ヶ月間のRCTを行い、介入終了後、両群ともに白米食にて2ヶ月間経過観察した。食物繊維摂取量はB群でのみ介入後増加し、4 ヶ月で元の摂取量まで減少した。空腹時血糖値、グリコアルブミン、LDL・総コレステロール値は介入後B群で減少し、介入終了後は元に戻った。以上のように、臨床検査値は介入終了後に元のレベルにもどったが、血管内皮機能はB群でのみ介入後改善を認め、この効果は介入終了後も持続した。以上の結果から2型糖尿病患者において玄米を用いた高繊維食は血管内皮機能を改善し、その効果は持続することが明らかとなった。
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