研究課題
若手研究(B)
食後高血糖は食後の血糖値が一過性にに急上昇し、空腹時血糖値が正常または境界領域でも生じる。よって通常の健康診断では見逃される可能性があり、日本で糖尿病患者が増加の原因の一つではないかと考え食後高血糖の発症メカニズムを検討した。その結果、2型糖尿病モデルマウスであるob/obマウスでは、食後1時間の肝臓におけるcaveolin-1発現が低下し、GLP-1受容体発現が高まり、糖代謝に関与するGLP-1受容体の機能異常が考えられた。