研究課題
若手研究(B)
Teleocidin Bは放線菌由来インドールテルペノイドであり、強力なprotein kinase C(PKC) 活性化因子である。teleocidnB類縁体ライブラリー構築のため、その生合成酵素の反応解析、構造解析を行った。インドールにテルペノイド部を逆プレニル化するTleCの結晶構造解析を行い、その基質結合部位を明らかにした。teleocidin Bの環状テルペノイド合成に関わるメチル化酵素TleDの反応をin vitroで詳細に解析した。本反応はメチル化によってテルペン環化が引き起こされる初めての例であった。本研究によって新たなPKC活性化因子合成に関わる有用な知見を得ることができた。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件) 備考 (1件)
J. Am. Chem. Soc.
巻: 136 号: 28 ページ: 9910-9913
10.1021/ja505224r
http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~tennen/head.htm