研究課題/領域番号 |
25760009
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
金城 美幸 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 研究員 (80632215)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | パレスチナ / イスラエル / 歴史認識 / オーラルヒストリー / ナクバ / 難民 / 歴史記述 / 証言 |
研究成果の概要 |
本研究は、パレスチナ/イスラエル紛争をめぐる両社会の歴史認識論争の中で生み出されてきたパレスチナ人の歴史記述の重要な特徴を明らかにした。その特徴とは以下の3つである。第一に、1948年のイスラエル建国により崩壊したパレスチナ人村落についてはオーラルヒストリーによる地誌が量産されされてきた点、第二に、これらの地誌は公式の文字史料中心のイスラエルの歴史記述に対抗するために生み出されてきた点、そして第三に、多様なパレスチナ人民族アイデンティティの表現の場となっている点である。
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