研究課題/領域番号 |
25770029
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
思想史
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
折井 善果 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 准教授 (80453869)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | イエズス会 / 東西交渉史 / キリスト教史 / グローバル・ルネサンス / インテレクチュアル・ヒストリー / キリシタン / スペイン文学 / カトリック / 思想史 / 印刷史 / 日本キリスト教史 / 適応主義 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本イエズス会版の修辞学的伝統としてのルネサンス・ヒューマニズムが、取捨選択などの変容を被りながら後代に継承されている事実を、欧文原典・キリシタン版・キリシタン写本という文献上の流れを追う事によって実証的に明らかにし、近世初期日本と、混沌とした背景を有する当時のキリスト教が接触した際の、宗教的構成要素の取捨選択のあり方を考察した。具体的には、(1)翻訳・翻刻の未だない資料の対訳分析と、(2)戦後半世紀以上包括的調査の途絶えているキリシタン版の海外所在の移動の追跡を行った。
|