研究課題/領域番号 |
25770036
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
西田 紘子 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 助教 (30545108)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 音楽理論 / 音楽分析 / ハインリヒ・シェンカー / シェンカー分析 / 方法論 / 作品解釈 / 演奏法 / リズム / 指使い / ドイツ / オーストリア / 政治性 / シェンカー風分析 |
研究成果の概要 |
本研究は、ハインリヒ・シェンカーやその周辺の音楽家による音楽理論・分析、それ以降のシェンカー理論・分析における方法論的特徴や価値観を分析し、戦前ドイツと戦後アメリカの音楽理論学界の諸特徴を学術文化の事例研究として明らかにした。シェンカーと同時代の音楽理論家としてF. イェーデやG. ベッキングをとり上げ、視覚化の観点から同時代性を拾い出した。また、シェンカーにおいて演奏法上の特徴が理論・分析的観点といかに関連しているのかも調査した。戦後アメリカについては、リズムの観点から代表的なシェンカー研究者の学術的欲望に迫ると同時に、シェンカー死後から現在までの理論・分析に観察される方法論を歴史化した。
|