研究課題/領域番号 |
25770047
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 恵泉女学園大学 |
研究代表者 |
伊藤 拓真 恵泉女学園大学, 人文学部, 准教授 (80610823)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | イタリア・ルネサンス / フィレンツェ美術 / 対抗宗教改革 / ジョルジョ・ヴァザーリ / ドメニコ・ギルランダイオ / 聖堂改修 / サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂 / サンタ・クローチェ聖堂 / ルネサンス美術 / フィレンツェ / サンタ・マリア・ノヴェッラ |
研究成果の概要 |
16世紀半ばのフィレンツェでは、サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂やサンタ・クローチェ聖堂をはじめとする多くの聖堂で内部装飾の刷新が行われた。本研究では、それらの装飾刷新の過程で既存の美術作品がどのような扱いを受けたかを調査した。さらに、作品の扱いについて、16世紀半ばの美術史・美術批評的言説との対照を行い、16世紀後半の聖堂改修における壁画の保存には、作品の持つ宗教的な意味合いや美的な価値に加えて、作品が制作された時期を考慮に入れた歴史的な評価が重要な要因として作用したことを示した。
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