研究課題/領域番号 |
25770091
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 (2014-2015) 慶應義塾大学 (2013) |
研究代表者 |
和泉 司 豊橋技術科学大学, 工学部, 講師 (50611943)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 〈文学懸賞〉 / 〈文学賞〉 / 『改造』 / 〈文壇〉 / 『改造』懸賞創作 / 〈懸賞作家〉 / 芥川賞 / 直木賞 / 文学懸賞 / 懸賞作家 / 中央と地方 / 日本語文学 / 日本の植民地 / 文学賞 / 改造社 |
研究成果の概要 |
本研究計画は、戦前の総合雑誌『改造』が昭和初期から企画した〈文学懸賞〉である『改造』懸賞創作が、日本の近代文学の展開に与えた影響と意義について調査・分析したものである。有名雑誌の『改造』が新人の純文学テクストを定期的に募集し、それを誌上に掲載したことは、日本の〈文壇〉を大きく変容させた。一方で、授賞作家たちは〈懸賞作家〉と呼ばれ、コネクションや閥の力が強い〈文壇〉の中で活動するための十分な環境を得られず、数作で消えていったり、戦争協力に積極的になる者も多かった。本計画を通して、現在の〈文学賞〉中心の日本近現代文学の状況を、『改造』懸賞創作の生滅が象徴していることを示した。
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